Xiaomiが2021年7月2日に日本で発売した「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」はSnapdragon 780G搭載とスペックが高く、まさかのおサイフケータイに対応と「日本仕様」となっています。
先行して2021年6月3日に発売した「OPPO Reno5 A」はBCNランキングの「今売れてるSIMフリーAndroidスマホTOP10 6/19」で初ランクインで1位とかなりの人気で一気に売れました。
しかし執筆時点では「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」はSIMフリーモデルだとOCNモバイルONE(goo Simseller)ではちょっと落ち着いてきましたが在庫切れが速い機種です、対する「OPPO Reno5 A」はずっと在庫がある状態です。
分かりやすいですね。
定価も同じ43,800円ですが回線契約込みの特別価格も同じ20,000円です。(ともに税込み価格)
執筆時点では「OPPO Reno5 A」の特別価格は終わっていてMNPなら同価格程度にはなります。
「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」SIMフリーモデルを安く購入しようとすると回線契約込みのOCNモバイルONE(goo Simseller)しか執筆時点ではありませんがIIJmioはMNP限定ですが19,980円で7月9日に発売開始です。
ここにBIGLOBEモバイルが7月16日に実質価格になりますが19,448円で発売です。
情報をまとめたいと思います。
Xiaomi Mi 11 Lite 5G 買うならどこがお得か?
大人気機種の「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」をどこで買うのがお得か考えます。
Xiaomi Mi 11 Lite 5G スペック
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発売日(日本) | 2021年7月2日 |
CPU | Snapdragon 780G 5G |
GPU | Adreno 642 |
ディスプレイ | 6.55インチ有機ELディスプレイ 2,400x 1,080解像度 アスペクト比20:9 リフレッシュレート90Hz タッチサンプリングレート240Hz |
OS | MIUI12(Android 11) |
RAM | LPDDR4X 6GB |
ROM | UFS2.2 128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 160.53mm、75.73mm、6.81mm |
重量 | 159g |
メインカメラ | 64MP標準 F1.79 8MP超広角 F2.2、FOV119° 5MPテレマクロ F2.4 光学2倍 3眼構成 |
サブカメラ | 20MP F2.24 |
充電とバッテリー | 4,250mAh USB Type-C 33W急速充電 |
バンド | 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66 |
4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/ B26/B28/B32/B38/B40/B41/B66 |
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3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Wi-Fi6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイ対応 |
ヘッドフォンジャック | 非対応 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx2 DSDV対応 SIM2はmicroSDと排他利用 |
microSD | 容量不明 |
防水/防塵 | IP53 |
カラーバリエーション | トリュフブラック シトラスイエロー(7月9日発売) ミントグリーン |
その他 | デュアルスピーカー IRブラスター(赤外線リモコン) |
価格(税込) | 43,800円 |
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AnTuTuベンチマークスコア(Ver9)は56万7千をマークするスペックでこの価格です。
売れない要素が見つからないぐらいにスペックが高いです。
唯一の欠点は防水性能が防滴程度な所でしょう。
CPU、ディスプレイなど全てにおいてOPPO Reno5 Aを上回っています。
159gと軽いのも見逃せませんね。
格安SIM発売日と価格
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発売日 | 価格(税込) | |
OCNモバイルONE (goo Simseller) |
7月2日 | 20,000円 |
IIJmio | 7月9日 | 19,980円(MNP限定) |
BIGLOBEモバイル | 7月16日 | 19,448円(実質価格) |
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条件が特に無く単純に安いのはOCNモバイルONEですね。
オススメはOCNモバイルONEですが色々な事情で購入出来ない方も居るでしょうしシトラスイエロー狙いでMNP出来る回線があればIIJmioも悪くないです。
実質価格になりますが20,000ポイント還元で19,448円(実質価格)のBIGLOBEモバイルも悪くないです。
この3社はキャンペーンやセール情報をまとめているので下記ページを参考にして下さい。
OCNモバイルONEのキャンペーン、セール情報をまとめています。 スマートフォンが安く購入出来るOCNモバイルONEは頻繁にセールを行っています。 安くスマートフォンを購入して賢く運用しましょう。 OCNモバイルONEセール、キャンペ[…]
IIJmioのキャンペーン、セール情報をまとめています。 格安SIMの老舗であるIIJmioではキャンペーンが多く、スマートフォンが安く購入出来るセールもやる事があります。 キャンペーンは継続が多く、初めての格安SIMにはオススメです。[…]
BIGLOBEモバイルのキャンペーン、セール情報をまとめています。 スマートフォンを安く購入するのだとgoo Simseller(OCNモバイルONE)が有名でしょう。 BIGLOBEモバイルもかなり安く購入出来てgoo Sim[…]
どのみち短期解約だとブラックになりますので13か月以上(根拠は無いです)は回線契約が必要になってきます。
BIGLOBEモバイルは端末価格が41,448円必要ですが20,000ポイントの還元があるので回線代に使えば22,000分として使えます。
13か月としてシュミレーションしてみます。
13か月シュミレーション
プランは1番安いコースとします
※BIGLOBEモバイルのみ1年間値引きで1GBと3GBの料金が同じなので3GBで計算。1GBだと13か月で232円の差です。
なので3GBで契約して1年間値引きが終わる前に1GBにすれば良いと思います。
OCNモバイルONE
7月16日(金)11:00までのセール価格。すぐに別のセールをやる可能性が高いですが同じ価格では無いと思います。
ただし、チャットクーポンを使えば通常価格が33,591円なので17,091円で購入可能です。(執筆時点でも可能ですがセール価格でシュミレーションしています)
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価格(税込) | |
端末代 | 20,000円 |
初期費用 | 3,733円 |
回線料金(1GB) | 初月無料 770円x12か月=9,240円 |
合計 | 32,973円 |
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IIJmio
8月31日までのセール価格
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価格(税込) | |
端末代 | 19,980円 |
初期費用 | 1円(8/31まで) |
回線料金(2GB) | 858円(初月は日割り)x13か月=11,154円 |
合計 | 31,135円 |
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BIGLOBEモバイル
2021年6月1日~終了日未定
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価格(税込) | |
端末代 | 19,448円(実質価格) |
初期費用 | 3,733円 |
回線料金(3GB) ※1年間1GBと同じ料金なのでお得な3GBで計算 |
770円x12+1,320円=10,560円 |
合計 | 33,731円 |
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各社の違い
MNP出来るのならIIJmioの2GBコースが一番安いです。31,135円。
OCNモバイルONEだと1GBで2番目に安いです。32,973円。
BIGLOBEモバイルだと3GBを毎月使えますが1年間の値引き終了前に1GBで良いなら変更する必要があります。実質33,731円
トータルコストを考えると使いやすい3GBコースで安いBIGLOBEモバイルが現実的でオススメですが実質価格に抵抗があるのならMNP限定ですがIIJmioがオススメです。
13か月で考えましたが最初に言っているように根拠は無いので自己責任でお願いします。
特にOCNモバイルONEは厳しいです。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gを回線契約無しで購入
定価が43,800円ですがポイントなどを考えて回線契約がしたくない場合、家電量販店やECサイトで購入でも良いと思います。
2年使っても安いぐらいです。2年使ってブラックはあり得ないですしね。
注意としてはしっかりとSIMを入れて通信させる事ですね。
本体だけ使ってSIMカードを寝かせる(全く使わない事)のは良くないです。
開通だけさせておくのはオススメしません。DSDV対応機種(2枚の物理SIMが使える)なので使った方がお得ですし、安心です。
※全く使っていないとブラックの可能性ありです。
感想まとめ
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gは2021年のミドルレンジのスペックを大きく引き上げる機種になります。
これから発売されるミドルレンジスマートフォンはXiaomi Mi 11 Lite 5Gを基準に比較されるでしょう。
1か月先に発売されたOPPO Reno5 Aが気の毒に思えるぐらいスペックが高いです。
OPPO Reno5 Aも全然悪いスマートフォンでは無いですよ、ただ液晶ディスプレイでカメラ性能が良いのに写した写真などを忠実に再現できないのは残念なポイントです。
簡単に違いをまとめると以下になります。
- ゲームするなら→AnTuTuベンチマークスコア(Ver9)56万7千のXiaomi Mi 11 Lite 5G、OPPO Reno5 Aは38万
ただしXiaomi Mi 11 Lite 5Gは結構熱を持ちます。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gはステレオスピーカー、OPPO Reno5 Aはモノラルスピーカー - 防水性能が欲しい→IPX8のOPPO Reno5 A
- ディスプレイ→有機ELディスプレイ搭載のXiaomi Mi 11 Lite 5G
- カメラ性能→これは好みでかなり分かれます。標準カメラはXiaomi Mi 11 Lite 5Gがシャープで自然な印象だが色の表現は苦手、OPPO Reno5 Aは明るめな補正がかかる感じです。
超広角カメラはXiaomi Mi 11 Lite 5Gが歪が無いですが暗い部分で弱い印象、OPPO Reno5 Aは写真の端で歪があるが明暗差のある写真でも表現が上手い印象。
OPPO Reno5 Aには超高解像度モードがあり1億画素に引き上げた撮影が可能でカメラコスパ最高のRedmi Note 10 Proの1億800万画素の写真よりも繊細な印象です。
夜景モードはXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方がノイズも少なく好印象。
動画性能は手振れ補正がXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方が良いです。
写真は日中ならOPPO Reno5 Aの方が良いと感じますが夜などの撮影はXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方が良い感じです。
動画性能はXiaomi Mi 11 Lite 5G
カメラ性能は総合的に考えるとXiaomi Mi 11 Lite 5Gだと思います。ただ色の表現は苦手なので写真だけで考えると好みになります。
こんな所でしょうか。
どちらも良いスマートフォンなのは変わらないですがXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方がスペック的にはリードしています。
OPPO Reno5 Aの残念ポイントは液晶ディスプレイで表現がちゃんと出来ていない所とモノラルスピーカーですね。
カメラ性能は好みによるので何とも言えませんが総合的に考えるとXiaomi Mi 11 Lite 5Gの方が無難な気がします。
こんなスペックのスマートフォンが回線込みとはいえ2万円を切るのですから恐るべし中国スマホですね。
感想まとめがXiaomi Mi 11 Lite 5GとOPPO Reno5 A比較になっちゃいましたけどXiaomi Mi 11 Lite 5Gは片足をハイエンドに突っ込んでいるようなスペックなのでオススメ出来るスマートフォンです。