LAVIE T11レビュー 動画視聴に最適なタブレット

NECのタブレットLAVIE T11をお借りする事が出来たのでレビューします。
最近ではAndroidタブレットはめっきり少なくなりAmazonのFireタブレットかiPadの2択になっていますがLAVIE T11はスペックがそれらの中間にあたり使いやすいタブレットになっています。
価格も安く41,800円でキーボードやデジタルペンが使えて使い勝手が良いです。

LAVIE T11レビュー

LAVIE T11には上位機種のT1195とスタンダード機種のT1175がありますがレビューはT1175になります。

LAVIE T11レビュー スペック

NEC direct LAVIE T11 T1175/BAS

※横にスクロール出来ます。

T1175
CPU Snapdragon 662
GPU Adreno 610
ディスプレイ 11インチLCDディスプレイ
2,000x1,200解像度
アスペクト比5:3
OS Android 10→11
RAM 4GB
ROM 64GB
サイズ(幅/高さ/厚さ) 258.4mm×163mm×7.5mm
重量 490g
メインカメラ 1300万画素
インカメラ 800万画素
充電とバッテリー 7,500mAh
USB Type-C
20W急速充電
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.1
ヘッドフォンジャック 無し
生体認証
microSD 対応
防水、防塵 IP52
スピーカー 4スピーカー

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付属品

付属品には電源アダプタ、USB Type-A to Type-Cケーブル、最近では珍しい80ページを超えるサポートガイド、セットアップシートなどの紙類、SIMピンでは無くSDカード用ピンが付属されています。
電源アダプタは20Wでアダプタにも20の表記があります。
SDカードはめったに取り出さないために軽い盗難防止のためにもピンでの取り出し式になっているのでしょう。

別売りアクセサリ

LAVIE T11には別売りでアクセサリがあります。
使い勝手がかなり変わるので良いかと思われます。

PC-T1175BAS/PC-TAB11201用スタンドカバー付きキーボード&液晶保護フィルム

スタンドカバー、キーボード、液晶保護フィルムのセット。
出来れば別々で販売して欲しい所。
スタンドカバー、キーボードは強力な磁石で張り付けるタイプで使い勝手はとても良いです。
見た目もファブリックな布地で触り心地も良く高級感があります。
セットで10,978円(NECダイレクト価格※執筆時点)と安いのでオススメです。
キーボードはダイレクトにタブレットに接続するので反応も良いです。
充電の手間もありません。
トラックパッド付きなのもマウス要らずでポイントが高い。
ノートPCの様に使えてタブレットのモードもプロダクティビティモードに自動で切り替え出来てパソコンの様に使えます。

PC-T1195BAS/PC-T1175BAS/PC-TAB11201用デジタルペン

Androidタブレットでは珍しいデジタルペンもあります。
左からデジタルペン、ペンケース粘着面を保護するシート的なもの、ペンケース、スペアのペン先、説明書。
(NECダイレクト価格※執筆時点)で7,678円ととても安いのでオススメ。
Type-Cで充電出来るのも良いですね。

ペンケースは裏側が粘着シートになっていて(両面テープではありません)本体またはスタンドカバーに張り付けるタイプです。
これはちょっと惜しいですね。
スタンドカバー自体に収納ケースになっているか磁力で本体に設置出来るのなら使い勝手は良さそうですが張り付けタイプなので出っ張ってしまって剥がれるでしょう。
収納ケースと一緒に持ち出す使い方になりそうです。

初期状態

初期状態でのアプリ一覧とストレージの空き容量。
思ったよりも余計なアプリは少ないです。
ストレージは64GBなので少ないですがSDカードが使えるので十分でしょう。

初期ホーム画面はアッサリしています。
中央の大きいウイジェットは筆者なら削除しちゃいますね。
Androidタブレットの良い所はカスタマイズ出来る所なので色々と出来そうです。

ベンチマーク

AnTuTuベンチマークスコアではVer9.3で181,978で低くはないですが高いとも言えません。
上位モデルのT1195だとSnapdragon 730Gなのでゲームを考えているならT1195になるでしょう。
でもゲームをやらないならストレスは感じません。

PCMark for Android Benchmarkの計測結果。
ディスプレイの明るさ50%、音量50%、Wi-FiをONで計測。
AnTuTuベンチマークと同じでスコアはミドルレンジと言った所です。
バッテリーに関しては100%から20%になるまでの計測なので11時間1分と公式の約13.6時間(Web閲覧時) と同等の結果になっています。
画面の大きさと高解像度を考えるとバッテリー持ちは良いと思います。

ディスプレイ

ディスプレイは11インチIPS液晶ですが見て分かるように視野角も申し分ないです。
上位グレードのT1195は11.5インチの有機ELディスプレイで解像度も2,560x1,600ありますがゲームをやらないのであれば十分だと感じます。
T1175は2,000x1,200解像度でアスペクト比5:3になりますが動画視聴でも十分の迫力で楽しめます。
11インチあるだけあって電子書籍もストレスなく読むことが出来ます。
ベゼルが大きくないのもポイントが高いです。(ある程度のベゼルがあるのも持ちやすいです)

スピーカー

LAVIE T11の一番の売りだと感じるのは4スピーカーでしょう。
上位モデルだとJBL製スピーカーになっています。
試しに動画視聴をしてみるとかなりの迫力があります。
音量も大きく音質も良好で、縦持ち、横持ちでも左右のスピーカーから正しく出力されます。
最大音量にしても音割れも無くクリアです。
無印iPadだと価格的に悩む所になりますが動画視聴に関して言えばLAVIE T11の4スピーカーはかなりの魅力です。

デジタルペン

デジタルペンが使えるタブレットは少ないと思いますが筆者は絵心が無いので使い勝手はペンでタブレットを操作したりメモ代わりに絵を描く程度には楽しめました。
ただしクリエイティブな使い方には向いてないと感じます。

こんな方にオススメ

  1. 迫力のある音で動画視聴したい。
  2. 重いゲームはやらない方。
  3. 安くてもある程度の事はマルチにやりたい方。
  4. クリエイティブでは無くてもデジタルペンが使いたい。スケッチ程度の絵が描きたい。
  5. キーボードを使ってパソコンの様に使いたい。

感想まとめ

本当は上位機種のT1195でレビューしたかったのでスタンダード機種のT1175になったのが残念ですがまとめるとバランスの良いタブレットと言えます。
何をもってバランスが良いのは個人差があると思いますが動画視聴、電子書籍、ブラウジング、SNSのチェックなどで言えばオススメ出来ます。
特に動画視聴では4スピーカーがかなりの迫力で良いです。
10インチを超えるタブレットの用途だと動画視聴がメインになると思いますので4スピーカーのメリットは大きいです。
キーボードとデジタルペンが安く購入出来るのもポイントが高いです。
すべて合わせても6万円ぐらいと安くそろえる事が出来ます。
キーボードも直接接続出来てトラックパッドがあるのも良いですね。
タブレット自体が41,800円で高解像度や4スピーカーなどを考えると値段の割には良くまとまって万人受けするタブレットと言えます。
アップデートで現在Android 11なのも良いですね。
ただ重いゲームは出来ないのでその辺りを除けばストレスなく使えます。
キーボードを付けてパソコンの様に使うのも良いですし、デジタルペンで絵を描くのも良いでしょう。
アクセサリー次第で色々な使い方が出来るので隙の無いタブレットと言えます。

NEC direct LAVIE T11 T1175/BAS

オプション(LAVIE T11)