株式会社NTTドコモは本日2021年6月28日にFOMAプラスエリア非対応機種に対して2022年1月より一部のエリアで通話、通信が出来なくなると発表しました。
これはネットワーク設備の老朽化等に対応するため、設備の集約としています。
FOMAは2GHz帯及び800MHz帯で運用されていますが800MHz帯はこのまま2026年3月31日まで使われるが2GHz帯を今後、4Gおよび5Gで運用するという流れです。
FOMAプラスエリア非対応機種は2001年のFOMA提供から始まった2001年から2006年製造の携帯電話端末。
ドコモは終了前に4Gまたは5G機種への機種変更の検討を案内しています。
ドコモ FOMAプラスエリア非対応機種で一部エリアで2022年より終了へ
ドコモ お知らせ FOMAプラスエリア非対応機種をご利用のお客さまへのお知らせとお願い URL
FOMAプラスエリア非対応機種 一覧
以下の42機種がFOMAプラスエリア非対応です。
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| 機種名 | 発売日 |
| N2001 | 2001/10/1 |
| P2101V | 2001/10/1 |
| P2401 | 2001/10/1 |
| N2002 | 2001/11/19 |
| D2101V | 2002/3/1 |
| SH2101V | 2002/7/16 |
| T2101V | 2002/9/27 |
| F2051 | 2003/1/18 |
| N2051 | 2003/1/23 |
| P2102V | 2003/3/15 |
| N2701 | 2003/6/11 |
| P2002 | 2003/6/13 |
| F2102V | 2003/7/3 |
| N2102V | 2003/7/18 |
| F2402 | 2003/9/13 |
| P2402 | 2003/11/28 |
| F900i | 2004/2/6 |
| N900i | 2004/2/22 |
| P900i | 2004/2/29 |
| SH900i | 2004/3/20 |
| F900iT | 2004/6/19 |
| P900iV | 2004/6/19 |
| D900i | 2004/6/23 |
| N900iS | 2004/6/25 |
| F900iC | 2004/8/7 |
| らくらくホン（F880iES） | 2004/9/4 |
| N900iL | 2004/11/16 |
| SH901iC | 2004/12/1 |
| F901iC | 2004/12/14 |
| N900iG | 2004/12/25 |
| N901iC | 2005/1/28 |
| D901i | 2005/2/1 |
| P901i | 2005/2/4 |
| F700i | 2005/2/10 |
| SH700i | 2005/2/25 |
| N700i | 2005/3/11 |
| P700i | 2005/3/11 |
| P901iTV | 2006/3/3 |
| SIMPURE L（L600i） | 2006/4/14 |
| SIMPURE N（N600i） | 2006/4/25 |
| BlackBerry 8707h Handheld | 2006/9/26 |
| SIMPURE L1（L601i） | 2006/11/17 |
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感想
時代の流れですね。
それでもドコモは2026年3月31日まで3G（FOMA）を継続してくれるので、まだ良い方ですね。
2006/11/17発売のSIMPURE L1（L601i）が今回のFOMAプラスエリア非対応機種で一番新しい機種ですが14年以上前の携帯電話なので影響を受ける方は少ないでしょう。
今でも使っている方はいるのですかね？
ガラケーは丈夫なので携帯電話本体は大丈夫でしょうがバッテリーとか購入出来ないでしょうし、妊娠（バッテリーが膨れ上がる事）して来ると思うのですよ。
初期のAndroidスマートフォンまではバッテリー単体で交換出来ましたよね。
auは2022年3月末にソフトバンクは2024年1月下旬に3G通信サービスを終了します。
auは特に早いですがこれは速く終わらせたい訳がありまして現在日本で発売されているスマホなどは「VoLTE」対応ですがこの「VoLTE」非対応の機種のために3Gを長く提供するにはコストがかかり部品の調達も難しくなっているのです。
電話ネットワークは通信データ上に専用レーン（QoS）を設けているので混雑することはありません。
VOICE over LTE「VoLTE」とは４G通信規格上で音声通話が出来るということです。
「VoLTE」非対応の機種はLTE（4G）が始まった頃に多い機種ですがインターネットなどの通信は4Gで通信しますが音声（通話）は3Gで通信します。
じゃなんでauは速く終わらせたいのかと言うとドコモ、ソフトバンクは3Gの規格がW-CDMAですがauはCDMA 2000という規格で広く使われていないために設備や保守部品にコストがかかるのです。
なので早く終わらせたいのですね。
話しがそれちゃいましたが結構驚いたのが2004/9/4にらくらくホン（F880iES）ってあったのですね。
上に書いてあるドコモのお知らせのURLから機種の写真（小さいですが）も見れるので見てみると懐かしいと思う方も居るかもですね。
FOMAのサービス開始の2001年10月って通信速度が384kbpsって知ってました？
今じゃ考えられない速度ですよね。
1999年2月サービス開始のiモードは9600bpsだったので当時は爆速だったんですよね。
FOMAプラスエリア（800MHz帯）は2026年3月31日まで維持されるので今回のニュースに当てはまる方は少ないと思いますが時代を感じますね。