NTTドコモ2021年夏モデルとして発表されたFCNT(2021年4月に「富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社」から社名変更)製「arrows Be4 Plus」のスペックを見て行きたいと思います。
NTTドコモ2021年夏モデル arrows Be4 Plus
NTTドコモ2021年夏モデル一覧は下記ページを参考にして下さい。
2021年5月19日NTTドコモはオンライン発表会「2021夏 新サービス・新商品発表会」にて2021年夏モデルの新機種を発表しました。 ハイエンド5Gスマートフォン、ミドルレンジ5Gスマートフォン、4Gスマートフォン、5GWi-Fiルー[…]
FCNT公式 arrows Be4 Plus URL
arrows Be4 Plus スペック
※横にスクロール出来ます。
発売日(日本) | 2021年5月28日(ドコモ) |
CPU | Snapdragon 460 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 5.6インチ有機ELディスプレイ 1,480x 720解像度 アスペクト比18.5:9 |
OS | Android 11 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 148mm、71mm、9.4mm |
重量 | 159g |
メインカメラ | 13.1MP標準 F1.8 1眼構成 |
インカメラ | 8MP F2.0 |
充電とバッテリー | 3,600mAh USB Type-C |
バンド 非公開 |
4G: |
3G:WCDMA | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフ系 | NFC、FeliCa おサイフケータイに対応 |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋 |
SIM | nanoSIM |
microSD | 最大1TB |
防水、防塵 | IPX5/IPX8、IP6X |
カラーバリエーション | レッド ホワイト ブラック |
その他 | FMラジオ |
価格(税込) | 21,780 円 |
※横にスクロール出来ます。
特徴
CPU
Snapdragon 460は400番台というローエンドモデル向けのSoCになりますがAntutuベンチマークスコアで14万2千のスコアを出します。
ディスプレイ
ディスプレイはHD+の解像度1,480x 720ながら有機ELディスプレイを搭載しています。
カメラ
13.1MP標準カメラはF1.8で1眼構成になります。
その他
コロナ禍では嬉しいただの防水、防塵では無く塗装にまでこだわってアルコール除菌にまで対応しています。
ハンドソープで洗えるのは今までと同じアピールですね。
落としても割れにくい所も継承。
MIL規格23項目準拠しています。
らくらくスマートフォンのFCNT製らしくシンプルモードを搭載。
シニアの方や初めてのスマホでも簡単に使えるようにUIを変える事が出来ます。
コロナ禍での特徴としてマスク通話モードを搭載。
マスクをしたままでも音声のこもりを軽減するそうです。
感想まとめ
arrows Beシリーズと聞くとローエンドモデルでシニア、スマホ初心者向けとイメージがありますがSnapdragon 460は2年前のミドルレンジぐらいの実力はあるのでゲームには不向きですが普段使いには困らないでしょう。
洗える、落としても割れにくい、シンプルモードなど今までの良い部分を継承しつつ、アルコール除菌にまで対応やマスク通話モードなど現在のコロナ禍での配慮が特徴的だと感じました。
同じ価格帯のXperia Ace IIと比べてもスペックが高いです。
同じ5月28日発売で22,000円のXperia Ace IIは同じローエンドモデルですがXperiaと聞くとブランド名からスペックが高いと思われがちです。
しかしCPUスペックだけでもXperia Ace II(Helio P35)の1.7倍のスペックがarrows Be4 Plus(Snapdragon 460)にはあります。
HD+の解像度も同じですがarrows Be4 Plusは有機ELディスプレイを搭載しています。
加えてコロナ禍での安心できる仕様は結構アリだと考えます。
ガジェット好きには答えられないですがFCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)はこの価格で良く頑張って作ったスマホだと言えます。
※思ったよりもこの記事にアクセスがあるので追記します。
2020年のミドルレンジのスマートフォンに多く採用されているSnapdragon 665(Xperia 10 Ⅱ、OPPO Reno3 Aなど)のAntutuベンチマークスコアは17万~18万ぐらいです。
このスコアからみてもarrows Be4 Plusは21,780 円と安いです。(Antutuベンチマークスコアで14万2千が期待できる)
もちろん2021年のミドルレンジスマートフォンは28万点前後のCPUを搭載して来るでしょうから過度の期待は出来ませんがローエンドではかなり頑張っていると思われます。