今日はモバイル関係では無いですがあまりにも衝撃的なパソコンがあったので紹介したいと思います。
コナミがeスポーツPCとしてARESPEARシリーズを予約受付中です。
しかしスペックを見て驚きが隠せません。
ケースは自社開発なのかもしれませんがあまりに高額で「一体誰が買うの?」って思えます。
もちろんパソコンは完成品ですがそれでも高い、、、
コナミARESPEARパソコン
eスポーツの高みを目指して競い合うプレーヤーにとって最高のプレーを追求するためのデバイス。
3機種あり、ARESPEAR C300、ARESPEAR C700、ARESPEAR C700+がります。
https://www.konami.com/amusement/arespear/index.html
スペック
スペックは以下になります。
※スマートフォンなどの場合、横スクロール出来ます。
ARESPEAR C300 | ARESPEAR C700(中身は+も共通) | |
OS | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i5-9400F | Core i7-9700 |
冷却方式 | 空冷 | 水冷 |
メインメモリ | 8GB ×1 DDR4-2666 | 8GB ×2 DDR4-2666 |
ビデオカード | GeForce GTX 1650 | GeForce RTX 2070 SUPER |
SSD | 512GB(PCIe NVMe/M.2) | 512GB(PCIe NVMe/M.2) |
HDD | なし | 1TB(SATA) |
サウンドカード | ASUS XONAR AE | ASUS XONAR AE |
通信機能 | ギガビットイーサネット(RJ-45) | ギガビットイーサネット(RJ-45) |
電源 | 400W | 750W |
第9世代のCPUですね。 新発売で第10世代で無いのも驚きです。
細かいポート類などは、はぶきましたが電源の品質も分からないためW数表示のみです。
まぁ6,000円ぐらいのサウンドカード搭載と専用ケース以外は普通です。
メモリは見間違えかと思い何度も見直しました。
ゲームPCを名乗るならARESPEAR C300で16GBにして欲しかったですね。
価格
ARESPEAR C300 | 184,800 円(税込) |
ARESPEAR C700 | 316,800 円(税込) |
ARESPEAR C700+ | 338,800 円(税込) |
えーっと、、、
コナミさんは自社をAppleと間違えたのでしょうか?
エントリークラスのARESPEAR C300で184,800 円(税込)。
これは流石にやりすぎじゃないでしょうか?
感想
完成品なので自作やBTOパソコンとは比べられませんがスタンダードのARESPEAR C300クラスなら10万円で買えますよ?
BTOパソコンでも11万円台で購入出来ます。
Core i5-9400F、メモリ8GB 、GeForce GTX 1650、400W電源(しかもクラス不明)で18万を超える金額を出せと、、、
今時のエントリークラスのノートパソコンでもメモリ8GB積んでいますよ?
このスペックでゲームをしろと、、、しかもお値段184,800 円(税込)。
ARESPEAR C700についてはCore i7-9700、水冷(簡易水冷)、メモリ16GB、GeForce RTX 2070 SUPER、750W。
これで316,800 円(税込)。
Core i7ですよ? しかも第9世代で世代が1つ前ですよ?
BTOパソコンで20万程度で買えます。(もちろんケースも含みます。安いですが。)
ケースが専用だと考えられるのでケースに+2万とブランド完成品を考慮しても24万円が普通の価格だと思います。
25万円ならまだわかる、、、316,800 円はやり過ぎじゃないでしょうか。
筆者の考えだと25万円でも高いですが。
ARESPEAR C700+については中身がARESPEAR C700と同じでサイドパネルが流行の透明になっているだけで338,800 円(税込)です。
ハイクラスのARESPEAR C700で22万ほどが適正なのではないでしょうか?
サイドパネルが流行の透明になっているARESPEAR C700+で23万でしょう。
ARESPEAR C700をスタンダードにしてその上のハイクラスにCore i9で水冷なら理解できるのですが。
ケース代にそれだけの価値があるのかは人それぞれですが、、、ケース代で8万もの価値があるとは思えないです。
車で例えると外観はスポーツカーで中身がコンパクトカーのエンジンや装備で値段はスポーツカーな感じですかね。(軽自動車とまでは言いません)
自作PC、BTOパソコン、完成品と自作が一番安くパーツも自分で選ぶので納得できるパソコンで安く作れます。
しかし自作でパソコンを作った事が無い方は知識も時間も無く完成品を求めます。
その間にあるのがBTOパソコンですがパーツをアップグレードしたり出来て自分の理想のパソコンへ近づけますが最低限のパーツの知識が必要になります。
そんな時は電話で相談してみるなり店頭で相談するなど出来ます。
実際1年前に筆者は予算20万円でCore i9-9900k、メモリ32GB、GeForce RTX 2060、M.2 512GB、ANTEC NE 750 GOLDで組んでいます。
ケースやブルーレイドライブ、OS、グリス、CPUクーラーなど必要なすべて含めて20万円です。
水冷は好きでは無いので空冷のLe GRAND MACHO RTを選んでます。 OSもWin10PROですね。ブルーレイもARESPEARには無いです。
細かく言うと1年と4か月前ですね。
1年4か月前に20万円でARESPEAR C700以上の性能で組んだので今では余裕で組めると思います。
パーツが安くなってますから。 CPUも1世代前なので安くなってますし、メモリも安くなりましたよね。
予算の都合でグラボをケチりましたが満足しています。
今、新パソコンとして出すなら第10世代でしょう。 ハイクラスの内容で値段がスタンダードの値段なら理解できます。
それなら「コナミ やるじゃん!」と言えますが、余りにも高すぎて「情弱パソコン」と揶揄されないか心配です。
ARESPEARが発売されたらレビューなども楽しみですね。(悪い意味で、、、)
YouTuberなどに提供していないか心配でもあります。
正直なレビューを待ちたいと思います。
最後に
自作パソコンなどをしてる方なら私の気持ちがわかってもらえると思いますが、パソコンに詳しくない方だと良く分からないと思います。
どうか値段が高ければ性能が高いと思いこまないでYouTubeやパソコンショップなどで少しでも良いので適性の値段ぐらいはリサーチして買って欲しいものです。
まぁCore i9-9900kは爆熱だったのですが第10世代で更に悪くなり「誰が買うの?」みたいになっているのは周知の事実ですが、それならCore i7で安く売っているのなら理解できます。
eスポーツPCと言う名前に踊らされてこのようなスペックや値段になったのでしょうか?
どう考えても「情弱パソコン」です。 買っても悲劇、または買ったのを自慢しても悲劇しか見えません。
これはちょっと値段がおかしいと思う今日この頃です。