XiaomiはPOCOブランドより9月7日(現地時間)に「POCO X3 NFC」を発表しました。
Snapdragon 732G初のスマートフォンになります。
ミドルレンジのスマートフォンですが5Gは未対応です。
120Hzのリフレッシュレートと240Hzのタッチサンプリングと妥協の無いスペックです。
価格も約29,000円~とコストパフォーマンスが良いです。
欧州では9月17日に発売となっていますがAliexpressなどでは今日から発売されています。
どんなスペックなのか見て行きます。
POCO X3 NFC
最新プロセッサのSnapdragon 732G搭載だけでも驚きですがカメラ、ディスプレイもスペックが高いです。
スペック
※横にスクロール出来ます。
発売日(日本) | ー |
CPU | Snapdragon 732G |
GPU | Adreno 618 |
ディスプレイ | 6.67インチ 2400 x 1080解像度 20:9ディスプレイ |
OS | MIUI 12 Android 10 |
RAM |
6GB |
ROM | 64GB、128GB |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 165.3mm、76.8mm、9.4mm |
重量 | 215g |
メインカメラ | 64M、13M超広角、2Mマクロ、2M深度測定 4眼 |
サブカメラ | 20M |
充電とバッテリー | 5,160mAh USB Type-C 33W急速充電 |
バンド | 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20/B28/B38/B40/B41 |
3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B8 | |
Wi-Fi | 不明 |
Bluetooth | 5.1 |
おサイフ系 | NFC Google Pay |
ヘッドフォンジャック | 〇 |
生体認証 | 指紋/顔 |
SIM | nanoSIMx2 DSDV対応 microSDと排他使用 |
microSD | 最大256GB |
防水/防塵 | IP53防滴 |
価格 | 229ユーロ~(約29,000円~) |
※横にスクロール出来ます。
CPU
Snapdragon 732G搭載ですが、いまいちどのくらいのパフォーマンスがあるのかわかりにくいですよね。
Antutuスコアの記載がありましたので写真を載せておきます。
Snapdragon 732Gで301,581のスコアを叩き出しています。
比較用のSnapdragon 730Gが271,473のスコアです。
ディスプレイ
120Hzのリフレッシュレートと240Hzのタッチサンプリングに対応しています。
リフレッシュレートが高いとバッテリーの消耗が速くなります。
そこで普段は50Hzのリフレッシュレートを維持し、周波数を自動的に下げて電力消費を減らします。
ゲームなどをすると60Hz~120Hzで調整されます。
またWEBページなどでスクロールなどをすると120Hzでストレスのないリフレッシュレートで表示させます。
カメラ
メインカメラに64MのSony IMX 682を搭載。
13Mの119°超広角カメラを備えます。
2Mのマクロカメラ。
2Mの深度測定用センサーを搭載します。
またソフトウェアでもAI Skyscapingのバージョンが3.0になり強化されています。
その他
5,160mAhのバッテリーに33W急速充電は30分で62%充電、65分で100%充電。
ステレオスピーカー搭載でHi-Res Audio認定。
最近珍しくなってきたイヤホンジャックも搭載。
指紋センサーは側面電源ボタンに搭載。
LiquidCool Technology 1.0 Plusで最大で6℃の放熱効果。
色はシャドウグレーとコバルトブルーの2色。
最後に
Snapdragon 732G搭載でAntutuスコアが30万超えなのは良いですよねー。
カメラもSony IMX 682を搭載なので期待できます。
AIもバージョンアップしているので夜景も良さそうです。
POCOのTwitterで写真がアップされてますが、Global Vibes ModeとCyberpunk Modeというフィルターが追加されたようで明暗差のある風景や夜景も自然な感じです。
かなりゲームに力を入れたディスプレイですよね。
高リフレッシュレートはバッテリーの消耗とトレードオフになるのですが、どこまで上手に制御しているのか気になります。
面白い機能の一つにバイブレーションがゲームの動きに合わせて多くの振動パターンがあるそうです。
問題はバンドですがグローバルのバンドだとSoftbank系SIMになるので日本での発売は難しい気がしますね。
Aliexpressなどでは今日から発売なので興味のある方は見に行ってみたらどうでしょう。