本日2021年4月5日に韓国のLGエレクトロニクスはスマートフォンを含むモバイル事業からの撤退を正式に発表しました。
LGのモバイル事業の撤退は噂されていましたが正式に撤退となってしまいましたね。
LGは電気自動車、スマートホーム、ロボット工学、人工知能、企業間ソリューションなどに注力出来るとして「戦略的決定」による撤退と述べています。
LGモバイル事業から撤退
モバイル事業の終了は7月31日までに完了する見込み。
プレスリリース LG URL
現在の在庫分は販売するみたいですが気になるのはスマートフォンのアップデートやLGアプリの更新でしょう。
日本向けLGのFAQ URL
サポートやアップデート
LGのFAQを見ればわかりますが、地域によって期間が異なるもののサポートやアップデートはされるようです。
OSアップグレードは対象になるモデルであれば現在Android 11へのアップデートが進行中で最終的にはAndroid 12にアップデートされる機種もあるようです。
家電製品と連携できるThinQアプリは今後も継続。
2019年以前発売モデルのPC Suite / LG Mirror Driveは終了となります。
Qレンズは年度を問わず終了。
モバイル事業からの撤退の後もキャリアや自社でユーザーサポートを継続するとしています。
修理に必要な「補修用性能部品の最低保有期間に限り購入可能になるよう努力致します。」としています。
気になる方は上記リンクの「日本向けLGのFAQ」を参照して下さい。
感想まとめ
今からLG製品のスマートフォンなどを買うのはオススメ出来ませんがLG製スマートフォンはほとんどキャリア販売モデルなのでキャリアの方でサポートはしてもらえるでしょう。
ディスプレイが伸縮するスマートフォン「LG Rollable」はコンセプトで終わってしまいましたね、、、
ドコモの「LG style3 L-41A」なんかはSnapdragon 845を搭載して41,976円(税込)と2世代前のハイエンドCPU搭載モデルで2020年6月25日発売された隠れた名機だと思います。
まぁインパクトには欠けますしガジェット好きな方しかわからないスペックですよね。
最近だと2020年12月18日に発売された「LG VELVET L-52A」なんかもオプションのデュアルスクリーンを使用すると2画面のディスプレイを活用できる、面白いスマートフォンです。
ただスマホ2台分の重さやデュアルスクリーン付きだと88,704円になってしまうんですよね。
デュアルスクリーンが売りだけど普段持つときは本体のみの「普通のスマホ」な状態な方がほどんどでしょう。
日本では未発売ですがディスプレイがT型になり2画面になる昔のガラケーを思い出すような「LG Wing 5G」も斬新的なギミックでガジェット心をくすぐられるスマートフォンでしたね。
携帯電話業界は進歩が速く色々なメーカーが消えて行きましたがLGもついにって感じですね。